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日米飛行機

World War II aircraft production  (Wikipedia)

日本は米国のみならずドイツ、ソ連、イギリスにも生産量は劣っていた。1939年、1940年の日本の生産量は米国より多いが、1941年以降、米国は日本の5倍以上を生産した。戦争前から日本の中にもこの国力差を知り、それ故に戦争に反対する人たちがいた。

 

にも拘わらず、なぜ自ら開戦に突っ走したのか?

 

しかも敗戦が明らかになっても戦争を止めなかった、やめる人がいなかったのはなぜか?

ポツダム宣言が出された7月26日から8月15日終戦の詔勅が出されるまでの1か月弱、どれほど多くの命が失われたことか。もっと早く、終戦したなら、広島、長崎への原爆投下、ソ連参戦による満州・朝鮮で起こった悲劇は避けられたのではないか。

7月28日米駆逐艦キャラハンが龍虎隊の複葉練習機の特攻によって撃沈、7月30日にも2隻の駆逐艦が撃沈こそ免れたが、特攻によって戦死、負傷者が発生した。キャラハンは特攻によって撃沈された最後の艦船となり、この間に約百名の陸海軍の若者の命が特攻によって失われた。

Imperial_Japanese_Navy_kamikaze_unit_Dai
USS_Callaghan_(DD-792)_off_San_Pedro,_Ca
callaghan 沈没地点s.png

Destoyer Callaghan 沈没地点

東京オリンピックを開催するという。東京のコロナの新規感染者数は増加傾向にある。全世界のパンデミック収束には程遠い。こんな時にオリンピックを開催するという、まったく日本の政治家は質が低い。彼らにとって本来なによりも重要で責任を持つべき国民の命と健康を守る意思があるとは思えない。科学的な知識、事実を理解咀嚼応用することもできず、だれが責任を取るかもわからず、したがって、だれも開催の可否について明確な責任ある決断をしない。第二次大戦から一歩も進歩していない。結果の如何に関わらず、すでに政治家としての責任を果たしておらず、辞任すべきである。彼らをそのままにすれば国民も責任がある。前の戦争の過ちを繰り返すべきでない。

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