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アジアの国

           アジアの植民地
​第二次世界大戦がはじまった時、中国とタイ以外は植民地だった。植民地はスペイン、ポルトガルがアメリカ大陸、アフリカ、アジアに広げ、オランダ、イギリス、フランスが続き、ドイツも参加した。アメリカは米西戦争以降、太平洋・アジアに進出した。

近代の植民地以前にも、大小の侵略はあった。アジアでは蒙古、中国などが多くの国を侵略した。中小の国々でもお互いに領地拡大の戦いが無数にあった。

アジア以外の中東、その他の地域でもアレキサンダー大王をはじめ、大小の侵略戦争があった。歴史は侵略戦争の歴史である。
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世界の歴史マップより
南方作戦
日本が第二次大戦を始めた最も重要な最終目的地はオランダ領東インド(インドネシア)スマトラ島の油田である。そこに至るまでに香港、フランス領インドシナ、マラヤ、フィリピン、ボルネオ、ジャワを攻略し、インドネシアから日本への石油輸送ルートを合わせて確保するのが作戦であった。香港、マラヤは英国領(シンガポールに英国東洋艦隊あり)、フィリピンは米国領(マッカーサーの米軍駐留)故、最初に宣戦布告、最終的にジャワはオランダ領でオランダにも宣戦布告する。
また、香港、北部インドシナには援蔣(蒋介石を援助する)ルートがありこれを遮断するとともに、さらにビルマのラングーンにも援蔣ルートがあるので、これを遮断するためビルマにも侵攻するというまさに日中戦争の一部が、南方作戦の概要。
「南方作戦陸海軍中央協定」による各方面の作戦名称
南方作戦の目的は、香港、マニラ、シンガポールの重要軍事拠点を覆滅して東亜における米英勢力を一掃するとともに、国力造成上の見地からスマトラ、ジャワ、ボルネオ、セレベスおよびマレーなどの重要資源地帯を攻略確保することで、攻略目標は、フィリピン、マレー、ジャワの三つが柱になっていた。
そして、資源地帯の蘭印の中心ジャワを最終目標とした。
開戦はハワイ攻撃を優先すると陸海軍で確認していた。その攻撃要領ではハワイ攻撃は機動部隊の航空部隊が夜間発艦となっていたが、11月23日に黎明発艦へ変更し、空襲時刻を一時間半遅らせた。海軍は今さら陸軍に延期を申し出るわけにいかず、夜間発艦のハワイ攻撃に合わせて上陸を予定していたマレー作戦の上陸が先行することになった。
マレーとフィリピンを同時攻撃して倒した後、航空基地の推進と相まって、ジャワを攻略する二段攻撃作戦となった。開戦前は陸海軍ともに進軍限界点、攻略範域をチモール島までと考え、オーストラリアまで拡大するつもりはなかった。
南方作戦
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